世界遺産は、自然科学や人文科学、そして社会科学など多角的な学問、学習分野を包含しているため、生涯にわたって学習できる機会を与えてくれる興味深いテーマです。しかしながら、現在では世界遺産登録後の活用ばかりに関心が注がれ、肝心な世界遺産への正しい理解や適正な活用のあり方を学ぶ機会が少ないのが現状です。世界遺産をいかに保護、保全し、未来へと継承していくのか、世界遺産地域への訪問客のみならず地域住民に対しても、あらゆる機会を活用した学びの場づくりが必要となります。本講座では、世界自然遺産候補に挙げられているやんばるで、学校教育や社会教育、観光の現場で実践できる世界自然遺産学習をテーマに、その意義や内容、教材開発について実践的に学ぶ、沖縄で初めての世界自然遺産学習の講座です。今後沖縄に必要となる世界遺産学習を担う教育者・実践者の育成につなげていきたいと思います。

9：30～16：00

琉球大学「与那フィールド」及び国頭村内の森林エリア

3,180円

20名

万一の事故に備えて各自で任意の保険に加入してください。当日は現地集合・解散。雨天決行ですが、天候の状況をみて、内容を変更する場合があります。申込者には、別途詳細の案内をお送りします。参加対象者：高校生以上、教育関係者及び観光関連事業者