沖縄での個展を始めて３４年目を迎える伊賀焼の陶芸家・小島憲二氏。これまでの３３年の足跡を、沖縄に遺した作品とともに振り返る展示会を開催いたします。
伊賀焼は現在の三重県伊賀市丸柱を中心とする地域で作られてきた陶器です。桃山時代には多くの茶道具が作られ、陶土を焼き抜いた土肌に、焼成時に薪の灰が降りかかることであらわれた自然釉のコントラスト、箆（ヘラ）目や歪みを駆使した造形美など、そこには日本人独特の茶の湯の美意識が反映されています。
沖縄から得た刺激を新しいカタチにして発表してきた小島氏。伝統的な伊賀焼の魅力と、新しい作風を取り入れてきた小島氏の作品の魅力をご堪能ください。

【関連催事】
作家によるギャラリートーク
内容：作家本人が自身の作陶や作品について解説
日時：１月３０日（土）　１４時～
場所：那覇市立壺屋焼物博物館３階　図書・講座室
費用：無料
※当日は体調の確認・検温・マスクの着用・連絡先の聞き取り等、感染予防対策を行いますのでご協力をお願いいたします。

【同時開催】
「３４年目のカタチ　伊賀　小島憲二陶展」
内容：小島憲二氏の新作の展示即売会
会期：１月２６日（火）～２月１日（月）
場所：リウボウ7階　美術サロン（パレットくもじ内）

10時～18時　※入館は17時半まで　※月曜休館（休日を除く）

那覇市立壺屋焼物博物館３階　企画展示室

無料