人間は最も優れた生物で進化の頂点を極めたと教えられてきましたが、老化とは無縁で病気やケガがなければ永遠に生きることも可能なヒトデ、ウニ、ナマコ、などの棘皮動物の生態を知った時、本当にそうだといえるでしょうか?棘皮動物は、筋力や脳を持たず、止まって見えるくらい動きも遅い生き物ですが、5億年以上も繁栄してきました。生命体の進化の解明のカギをにぎる棘皮動物の生態に迫ります。